坂の街
今回思ったこと。
ロンドンって、実は坂が多い。
以前は本当に中心部しか歩かなかったせいか、あるいは単に気が付かなかったのか、そんなことは全く思わなかった。ところが、今回歩いたプリムローズヒルやハムステッドのような丘を囲むあたりはもちろん、ハイドパークからノッティングヒルあたりの道やテムズ川に向かう小路とかも、それなりの勾配。
坂が印象的な街といえばローマと東京。なぜ登ったあげく、また下りるんだ! とつくづく思うが、それがその街の表情にもなっている。カメラにタテフレームで納めるには絶好のスポット。特に夕陽が坂道の上の方に沈んでいく時間なんてのに遭遇すると、ぐっとくる。
ロンドンからは話題がそれたが、神戸も山と海にはさまれた街。坂を上り下りして暮らすものとしては、なんとなく親近感を覚えてしまうのだ。